「わかりました」という日本語は便利なことばで、いろいろな場面で使います。
もっと丁寧な言い方にするとしたら、「承知いたしました」というのが当てはまるかと思います。
目次
ビジネスやメールで使われる「わかりました」
「OK」
一番シンプルで、一般的な返答をするときには「OK」を使います。
日本語でもわかりましたという時にOKと言いますが、日本語では、カジュアルな意味で使われることが多いですね。
英語では、OKはビジネスでもシンプルに使うことができます。
メールなどで、もう少し丁寧さを出したい時には、「Okay」と省略せずにつづると良いでしょう。
「Understand」
I understand.
(わかりました。)
I understand the matter.
(その件について了解しました。)
動詞の“understand”を使って、「理解する=わかりました」という意味で使われます。
過去分詞の“Understood”を単独で使っても良いです。
「Noted」
Noted. / Well noted.
(わかりました。)
Noted with thanks.
(わかりました。ありがとうございます。)
ビジネスメールで使います。
動詞の「Note=書き留める」を使って、OKと同じく、了解したという意味です。
OKと同じく、シンプルすぎる印象がありますが、一般的にビジネスメールで使われる用語なので大丈夫です。
上司が部下にメールで返信するときに“Noted”とひとことだけで返信する場合にも使われますし、同僚同士の場合も使えます。
また、目上の上司に使うこともできます。その際は、“Noted, and thank you for taking your time.”と感謝の意味も添えると良いでしょう。
レストランやホテルでの接客用語の「わかりました」
「Certainly」
客:Can I have a glass of wine, please?
(グラスワインをください)
店員:Certainly. What kind of wine would you like?
(承知しました。どの種類のワインになさいますか?)
「Of course」
客: Could I have a bottle of Corona, please?
(コロナビールをボトルでください。)
店員:Of course. I’ll be right back with your drink.
(承知しました。すぐにお持ち致します。)
「Absolutely」
客:Could I see the menu of dessert?
(デザートのメニューを見せてもらえますか?)
店員:Absolutely. Here it is.
(承知しました。こちらをどうぞ)
「承知しました」と訳しました。一般的には、フォーマルなレストランの接客用語で丁寧な言い方です。
もう少しカジュアルな接客の場合は、次に紹介します。
スラング・カジュアルな「わかりました。」
友だち同士や同僚へ返事するときに使われる表現です。
また、カジュアルな雰囲気のレストランやバーでの受け答えにも使えます。
「All right.」
“Are you all right?” (大丈夫ですか?)で使われる「大丈夫」という意味もありますが、「了解した、よろしい」という意味で使われます。
「 No problem.」
直訳は「問題なし」となりますが、問題がないのでOKだという意味で、了解する意味になります。
「Sure.」
「確かに」という意味から、了解することを表します。“Sure, no problem!” とつなげて、頼まれごとを引き受けるときに「もちろん!」の意味で使います。
よく似た表現の、“Sure thing.” がありますが、こちらは、「もちろん、いいよ」といったように、快く引き受ける時に使いますが、かなりくだけた言い方になりますので、友だちや家族に対して使います。
ビジネスや目上の人に使うのはNGです。
「I got it.」
A: We will have a meeting tomorrow at 9:00 am.
(明日の午前9時からミーティングをするよ。)
B: I got it. See you tomorrow.
(了解。じゃ、また明日)
カジュアルな言い方でよく使いますので覚えておいてください。
また、“You got it.” もよく使います。こちらは依頼を引き受ける場合の表現です。
A: Can you give this letter to Mike for me?
(この手紙を私の代わりに届けてくれる?)
B: You got it.
(わかったよ。)
まとめ
今回は、「わかりました」を表す英語について紹介しました。
ビジネスメールでの決まり文句から、カジュアルな友だち同士でのやり取りに使われるものまで、いろいろな言い方がありました。
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