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英熟語

【3分で英熟語解説】go withの意味・使い方・例文・言い換えなど

「go with」は「~と一緒に行く」という熟語でない字義通りの意味に始まり、「伴う」、「調和する」、「同意する」、「~にする」など多様な意味を持ちます。

イロハ
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熟語的な意味の数々を、動詞と前置詞の意味に注目しつつ解説します。

英熟語「go with」の意味

「伴う」

「調和する」

「go with(~と一緒に行く)」もとてもよく使われる表現なので、何が違うのかと疑問に思われるかもしれませんね。

素直な解釈の場合の「go」は移動の意味、前置詞「with」は同伴の意味です。

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また、主に「with 人」の形で使われたり、場所を表す「to 場所」が「go with」の間に割って入れることから、熟語的に読むときと読まないときの区別は難しくはありません。

【1】I went to Hawaii with my younger sister.

(わたしは妹とハワイに行った)

これに対して熟語としての「go with」は、「go」の状態変化を表す用法と、前置詞「with」の同意、協調の用法の組み合わせです。

それぞれ、「go bad(腐る)」や「agree with(賛成する)」、「be with(~と同意見だ)」などに見られる用法です。

まずは「伴う」の意味での使い方を見てみましょう。日本語の「伴う」からも分かる通り、「A goes with B」はAとBが同時に現れることを表しますが、Aが原因となってBが現れることが多いです。

【2】Rights go with responsibilities.

(権利には義務が伴う)

 

【3】This job goes with a decent salary that allows you to live the life you deserve.

(この仕事は、あなたが相応の生活を送れるだけの、まずまずの収入になります)

次に、「調和する」の意味での用法です。食材の相性や洋服の組み合わせなど、様々な事柄に使えます。

【4】Some people say that milky coffee goes with sweet food, while others say espresso does.

(甘い食べ物にはミルク入りのコーヒーが合うという人もいれば、エスプレッソが合うという人もいる)

 

【5】The white shirt goes with almost any combinations.

(白いシャツは何を組み合わせても合う)

 

【6】I found many lovely buildings in Germany that go with my instagram theme.

(ドイツでは私のインスタグラムのテーマにぴったりの可愛らしい建物がたくさんあった)

「合う」の意味で使う時には、「go well with」や「really go with」などのように、強調語を入れる例が非常に多くなります。

ただし、「~が誰々に似合う」という意味で「go with 人」という言い方はしませんので、気を付けてください。

人に何かが似合うことは、【8】の「look nice on」です。

【7】I’d like to buy this yellow skirt but I don’t know what color goes well with yellow.

(この黄色いスカートが欲しいのだけど、黄色が何色と合うのか分からない)

 

【8】This yellow skirt looks nice on you!

(その黄色いスカート、あなたに似合ってる!)

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「go with」の使い方や間違えやすい所など

熟語「go with」の主な意味は1-1に挙げたものですが、もう少し使われる場が限られる用法もいくつかあります。

これらは形が決まっていますが、よく使われるので熟語のように覚えておくとよいでしょう。

【9】have to go with:(ある点においては)~に同意する

I’m afraid I have to go with Katelyn on this.

(この点に関しては、ケイトリンに賛成です)

 

【10】go with the flow:流れに任せる

Me? I’ll just go with the flow.

(私? 皆に合わせるから、好きなように決めて)

口語的な用法として、「go with」で「~を選ぶ」の意味で使われることもあります。

日本語での「~にする」が近いでしょう。

【11】As much as I enjoy a good burger, I’m gonna go with Pizza today.

(美味しいハンバーガーも好きなことは好きなんだけど、今日はピザにしようと思う)

 

【12】Why don’t you go with e-vites if you don’t have their postal address?

(住所が分からないなら、電子招待状にすれば?)

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「go with」の類語・言い換え表現を解説

come with を使った言い換え

「伴う」の意味では、goと正反対のcomeも「come with」として言い換えに使えます。

「行く」と「来る」に見られる動作の方向性の違いから予測可能な通り、「A go with B」と「A come with B」では因果関係が逆になります。

【13】To our surprise, this intern has the skills that usually only come with years of experience.

(驚いたことに、このインターンは普通ならば長年の経験でやっと身に付く技術を習得している)

 

【14】What responsibilities come with your rights?

(あなたの持つ権利には、どのような責任がついて回るだろうか?)

match を使った言い換え

「合う」の意味では、日本語でも「マッチする」で取り入れられているmatchが言い換えに使えます。

二つのものに似通った点があるので「合う」ことや、二つ揃った時に良く見える、という意味で使います。

【15】The color of Jane’s lipstick matches her shirt.

(ジェーンの口紅の色は、シャツに合っている)

 

【16】This red wine matches well with strong-tasting meat like beef and game.

(この赤ワインは牛肉やジビエなどの、しっかりした味の肉類とよく合います)

 

【17】I know this jacket fits me well, but it simply does not match my style.

(このジャケットはサイズが合うことは分かっていますが、私のスタイルに全然合わないのです)

英熟語「go with」のまとめ

多くの用法を持つ「go with」でしたが、「with」が「~と一緒に」だけでなく同意や調和を表すことに注目すると、なんとなく意味の共通性が感じられます。

イロハ
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基本単語でこれだけ表現できるということで、積極的に活用して下さいね。

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