英語には多くの品詞(Part of speech)がありますが、重要なのは以下の4つです。
・名詞(Noun)
・動詞(Verb)
・形容詞(Adjective)
・副詞(adverb)
目次
名詞とは?見分け方や注意点・主語との関係など
名詞とは「人」「物」「事柄」などの表す言葉の事です。
人:Jhon、Taro、you、she
物:sun、mountain、it
事柄:peace、event、idea
itは代名詞、youやsheは人称代名詞と言われ、名詞の一種となります。
その他、動詞に「ing」を付けて、running(走る事)のようにすれば、動名詞となります。これも名詞の一種です。
主語になれるのは名詞だけ
品詞は沢山ありますが、主語になれるのは名詞だけです。これは日本語でも同じです。
日本語の場合は主語を省略することが多いですが、英語の場合は基本的に主語は消しません。
主語が分からなくなった場合は、名詞を頼りにしましょう。
名詞で気を付ける事:可算名詞と不可算名詞
日本人の感覚としてはあまり理解できませんが、英語には数えられる名詞と数えられない名詞があります。
可算名詞:book(本)、desk(机)、コップ(cup)
不可算名詞:water(水)、bread(パン)、love(愛)
水や愛は数えないだろうなと判断はできるかと思いますが、パンとか数えそうですよね。
英語圏でしばらく暮らさないと可算名詞と不可算名詞の正しい感覚は身につかない位ややこしい部分ですが、ある程度のルールはあります。
一番簡単でよく言われるのは、バラバラにしたときに、名前が変わるかどうかです。
パンはバラバラにしてもパンですよね。そういう場合は不可算名詞になります。
本はバラバラにすると紙(paper)になり、元とは違うものになってしまうので可算名詞です。
bamboo(竹)は竹材を表す時には不可算名詞、竹の棒を表す時には可算名詞になります。
竹材は粉々にしても竹材ですが、竹の棒は粉々にしたら竹の棒ではないですよね。へぇ~って感じですね!
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動詞とは?見分け方や注意点など
動詞とは「主語である名詞がどう行動したか、どんな状態であるか」を表す言葉の事です。
動作を表す動詞:run、break、open
状態を表す動詞:live、know、be動詞(is、am、areなど)
動作動詞と状態動詞の見分け方
状態動詞は現在進行形にできないので、そこで見分けがつきます。
I am knowing his name. (×)
I know his name.(〇)
「私は彼の名前を知っている。」
この状態を進行形にすることはできないですよね。
このように状態動詞の場合は「~ている」と訳せる場合が多いです。
動詞周辺で時制が判断できる場合が多い
I played tennis.(私はテニスをした)
I will play tennis.(私はテニスをするだろう)
このように時制を表す過去形や助動詞などは、動詞もしくは動詞の前に置かれる場合がほどんどです。
ですので何時の事を話しているのかを判断するためには動詞の周辺をよく見ておく必要があります。
形容詞とは?
形容詞は名詞を説明する言葉の事です。
「red⇒ribbon」このように「赤い」が「リボン」の説明をしていますね。
この「red」の事を形容詞と言います。
「a big ribbon」「a beautiful ribbon」のように色々な表現で名詞を説明できますね。
形容詞を使うことで、表現が豊かになり情景が浮かびやすくなります。
副詞とは?
副詞は名詞以外を説明する言葉の事です。
He is the most important person in history.
(彼が歴史上もっとも重要人物だ。)
「most(副詞)⇒important(形容詞)⇒person(名詞)」
「most⇒person」ではないですよね。これだと「もっとも人物」になってしまいます。
mostは形容詞であるimportantを修飾(説明)しているので、副詞となります。
基本4品詞のまとめ
細かい話をすると、もっと沢山話すことはあるのですが、全てここに書くと余計分かりにくくなりますので、まずはココに書かれている基本をマスターしてください。
細かいことは別記事で解説していきます。別記事を作ったらこのページにリンクを貼っておきますね。